※昨日の吉祥ヒーリングセッションのヒトコマです。お客様の了承を得て写真を掲載。
食事や生活習慣と病気の関連はよく取り沙汰される事でもありますが、私がセッションを通してお見受けしてきたケースですと、
離職や失業、失恋や離婚、友人や親友との離反や決別、またそこに伴う誹謗中傷、自分の庇護者だった祖父や親の死など…
人生の節目に発生する悲しみや不快の波に直面した時、周りや自分のなすこと全てが意味を持たぬ様な虚無感にとらわれたり、来る日も来る日も自分の中で答えの出ない想いを煩悶させたりと、誰しも長い人生行路でそれは一度や二度は経験する事でもあるのかも知れません。
また、こんな時期と言うのは、人によっては食への興味が失せてしまったり、取り合えず口に物は入れるものの、調理する気力もない為に、ジャンクフードやカップ麺ばかりを食べたり「心ここにあらずの状態」で食生活を送る事になり、そんな時と言うのは咀嚼（そしゃく・よく噛む事）もおざなりで、水やお茶ならまだしも、コカ・コーラなどの炭酸飲料で食べ物を胃に流し込む事が普通になっていると私に話してくださった方も一人や二人ではありませんでした。
また、不安の時期や何かから逃れたい、目を背けていたいと思う時期と言うのは、食生活にもそれは投影され、肉や油物、砂糖、塩分など、味覚の強いものばかりを嗜好する傾向もある様で（過度の飲酒、喫煙なども）思考や生活パターンが硬直し停滞している時と言うのは、食生活にもそれはイコールされたものがあること…依存症が特定の常習行動をもたらす様に、食事にもそれは反映される様です。
実は、心ここにあらずの不安の状態と言うのは、それが長いものだったりすると、オーラやチャクラと言う人体を取り巻くエネルギーにも影響を及ぼし、簡単に言うと「氣の滞り」を生み出し、病気を発症しやすくなってしまいます。
そこにも深遠なものがあり…
仕事や方向性、生きがいに関わるものなら、身体の中心、みぞおちにある第３チャクラ、愛や対人関係（幼少期から持ち越してきている親子関係なども）における拒絶などに関わりのある事なら、ハートチャクラと呼ばれる胸骨にある第４チャクラ、人との関係に於ける自己表現、コミュニケーションに関わるものなら喉にある第5チャクラと言う具合に、
その人間の今置かれるテーマ、状態に呼応するかの様に、チャクラはその働きを活性化させる事もあれば、逆に目詰まりを起こした様にその働きを弱めてしまう時もあるのです。
そんな時、そのチャクラ周辺の臓器に病気となってそれが現れる事もある様で、たとえば、女性などは、夫や子供との関係に於いて、「自分を抑えて我慢する」傾向をお持ちの方も多い様で、そうした感情のうっ積が、感情の層と言われる下腹部にある第2チャクラに蓄積されるところとなり、悲鳴を上げる様に、子宮や卵巣、（甲状腺なども）婦人科の病気にそれが投影されているケースなども今までセッションで随分とお見受けしてきた事でもありました。
食事から病気になると言うのはいかにも結果と原因をとらえたものですが、ヒーラーの視点から言うならば…
「不安や恐れ、罪悪感と言うものが、病気を発症させる食生活へ仕向けている」ものを感じるばかりの時があるものです。
人生、山もあれば谷もあります。稼ぎの少ない時に外食など思いもよらぬ事で、インスタント麺やカップ麺を食べる日が続いたり、チンのめし（電子レンジ）で漬け物とか納豆で済ます日もあるかも知れません。
何らかの要因からの不安や恐れがある時、食の味もわからなければ、舌の上に何が乗っているのかも分からずに、ただ機械的に飲み込み胃に送り込むだけの行為になりがちです。
でも、これでは、毒を飲み込んでいるに等しいものがある事…
不安や恐れが頭の中を占めている様ではあっても、それも自らが作り上げた幻想である事を知り、自らの本質には何ら影響を及ぼすもので無い事を知るのはとても大切な事でもあります。
もっと、簡単に言うならば、そうした不安や恐れの諸々は、食事を目の前にした今この瞬間に何ら影響するものではない事を知り感謝と想いのリフレッシュの意味からも食事を始める前に合掌して「いただきます！」と声に出して食べ始める…
合掌したからと言って、別に仏教に信心せよなどと言うことではないのですが(笑)
こうした、ただ不安のままに、箸を取る、口に入れると言う行為の前にタメを置く事により、少しずつでも、自分の思考や停滞しているパターンへの見直しを促す心理的な働きもそこにはあるもので、不安の最中にある人に、食前の合掌をこれまでも勧める事の多かった愚僧でした。
※お客様より頂いたレトルトカレーなどです。感謝！
合掌
