※お客様の了承を得て、リーディングやヒーリング時の写真を掲載しています。
一昨日の深夜に愛媛松山での出張から帰ってきた私ですが(松山でのトークライブ&セッションの顛末記はのちほど)昨日は午後より、新幹線に乗って遠方より、お母様と御子息の二人がセッションを受けに吉祥を訪ねてきてくださいました。
セッション終了後、私から受けるヒーリングがエネルギーの温泉に浸かっている様だと話すお母さん、息子さんの方は足の裏が床に吸いつけられ、足の裏からふくらはぎまで電流を流されている様だと
ヒーリングの体感を話すお二人でしたが…するとお母さんが「大きなお節介の様ですが、それにしても正仙さんのセッション料金安すぎるのではないでしょうか?」と言ったものです。
有り難き言葉なれど…
実はここ数年、近い方からもお客様からも「トータルセッションの料金とか安すぎないですか?これだけの内容を提供しているのに…」と言われる事が多くなっていたものです。
※トータルセッション(リーディング30分+ヒーリング30分 料金1万円)
ヒーラーなど、スピリチュアルをお仕事とされている方の中には、更なる資格の取得やスキルアップの認定に伴い、セッションや施術料金の料金改定(値上げ)に踏み切り、ブログやフェイスブックで告知するケースも今の時代多い様です。月謝やセミナー料金を払い、クライアントやお客様に提供するセッションのクオリティーを高める事が出来た事への当然の対価としての考えがそこにはある様で、それはそれで尊重されるべき一つの考えと言うものかも知れません。
でも、それがヒーラーやセラピスト、カウンセラーやチャネラー等の独り善がりであってはならぬのも事実で…自分と同時期にセミナーを受けた、または何らかのスピリチュアルなスクールを卒業した仲間などがセッション料金の値上げに踏み切った事を知り、負けじとばかりに慌ててこちらも値上げしたものの、かえって集客に悪影響を及ぼし、一度上げた料金を下げる訳にもいかず、にっちもさっちも行かない状況に陥る事などもよく見聞きするケースでもあります。
ヒーラーやセラピストが資格の数を増やそうが、認定証の数を増やそうが、それにいくら月謝をつぎ込んだか等と言う事は、本来、お客様には関係の無いことであり、セッションのクオリティーなどと言う代物も、それを受けるお客様の感想に委ねられていると言うのが本当のところてはないでしょうか?
セッションを受けたいと思うタイミングと言うのは人それぞれなものがあるかも知れませんが、とかく人間と言うのは悩みの多い日々だったり、人生に不調や不和を感じる時と言うのは経済面でも大変だったり、滞りを生じさせている場合も多いもので、そうした方をオーラリーディングする時、人間のエネルギーセンターであるチャクラ(第1チャクラ等)の状態にそれを見て取れる(感覚としても)場合が多いものです。
そうした状況にある方が、ヒーラーやセラピスト、スピリチュアルカウンセラーや占い師の元を訪れる時と言うのは、なけなしの一万円札を握りしめて乾坤一擲の想いや藁にもすがる様な気持ちで訪れている様な時もあるものです。
また、例えば、土方と言う職業一つ取ってみても、一日働いて一万円を稼ごうと思えば、ヒイヒイフウフウと、大変な思いをして稼がなければならない事に於いては今も昔も変わらないものがあるのではないでしょうか…?
一万円、されど一万円…
別に上記の様な事に自らを縛りにかける訳でもなく、プログラミングするわけでもありません。霞を食べては生きていけず、いつかセッション料金を値上げする時も来るのかも知れませんが、消費税なしの一万円(笑)なけなしのお金を握りしめてくる方への駆け込み寺の素地も残しておきたいと思う愚僧であります。