関東総鎮守!箱根神社を訪れて

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※先日我が家上空に現れた龍神雲、右側上部のピンク色の雲が、口を開けた龍の頭の様に見えます。
龍神をお祀りする神社を訪れた翌日など、まるで追いかけて来る様に我が家上空に龍の形をした雲が現れる時があります。

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※箱根神社にて言霊作家、櫻庭雅文さんと共に

最近ご一緒した作家の櫻庭雅文さんに『櫻庭さん、箱根神社には行った事がありますか?』と尋ねると…

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※九頭龍神社新宮と箱根神社の安産杉

『ええ…何度も行った事がありますよ。』とのお返事に、『箱根神社は氣の良い場所だからと、今まで人に勧められる事も多かったのですが、実はまだ行った事がないんですよ。』と言うと…。

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『ああ、それは意外でしたね…私もしばらく箱根神社へは行ってなかったので、それじゃあ僕の車で行って見ましょうか!』と、短いやり取りで急遽決定した、箱根神社日帰りの旅でした。笑

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※駒ヶ岳に登る前に、こばらが減った私達はぜんざいなどを食べたのでした(笑)

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※東京オリンピックの年に建てられた芦ノ湖の大鳥居です。

かの源頼朝も武運長久を願い何度も訪れたと言われる箱根神社…
神仏習合の時代には、箱根修験の本山として開東総鎮守、箱根権現の名で世の人々に親しまれた神社でもありました。
明治維新後の神仏分離の動きに伴い、神社への改宗を余儀なくされた歴史もありますが、現在も開運隆盛のパワースポットとして、著名人を始め、多くの人の信仰を集めています。

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※駒ヶ岳山頂よりの眺望

箱根神社と言えば、三神から成る箱根大神(はこねのおおかみ)が御祭神でもありますが、その中でもよく知られているのが木花咲那姫命(コノハナノサクヤヒメ)かも知れません。

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※駒ヶ岳山頂に見えるのは箱根神社元宮です。

女性の守護神、安産の女神としても知られる木花咲那姫命は全国に1300社以上にも点在する浅間神社の御祭神として知られています。

火中出産の神話がある事から、火の神としてお祀りされている木花咲那姫命ですが、富士山本宮浅間大社は富士山の噴火を鎮める意味もあってか、水の神としてお祀りされていたりもします。

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※駒ヶ岳頂上から見る富士山です。元宮がある駒ヶ岳の頂上は抜群の清浄な氣を感じる場所でもありました。
箱根神社参拝の際はぜひ訪れて頂きたいパワースポットでもあります。

おりしも東日本大震災の年は、津波により多くの方が亡くなられたりと、水難の年と言われたりもしたものですが、震災に続く富士山の大噴火を予兆する説なども流布される一方、今後さらに未曾有の天変地異が続く事などを記した書籍が次々と出版される等、日本が震災に続く地震で沈没せんと言わんばかりの流言がインターネット上で飛び交うなど、多くの方が不安の内に過ごす一年でもあったのです。

そんな中、木花咲那姫命が、富士山に鎮座する東日本の守り神とされている事から、震災の年など、日本の護国安泰、災厄消除を願い、遠方からも富士宮市にある浅間大社を訪れ、祈りを捧げる方も多かった様です。

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※九頭龍神社

駒ヶ岳を降りて櫻庭さんと九頭龍神社に向かい歩いていると、神社が近づくに連れて微細な感覚ではありますが、身体に感じる氣が変わって行くのがわかります。
櫻庭さんも『あっ…この辺から違いますね。』と、その磁場の変化を感じ取っている様でした。

私は歩いて行く内に、巨大なとぐろを巻く青龍の姿が脳裏に現れ、さすが龍神の里とでも言うべき御神氣を、肌で実感するところがありました。

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※湖に柱の様な氣を感じ、写真を撮ると、淡い光りが差し込む様に写っていました。

その昔、近隣の村人達を散々苦しめた毒龍を、時の僧侶万巻上人が調伏し、護法善神たらしめたと言う逸話の残る九頭龍神社は、開運、縁結びの神社として、古くより崇敬を集めて来た歴史もある様です。

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九頭龍神社から帰路に着く為に芦ノ湖に沿って歩いていると、年配のご婦人達とすれ違ったものです。

『うん…ここの神社も、うちの子が病気になった時にお参りさせてもらって以来、毎年来ているのよ…。』と、すれ違いざまにそんな言葉が聞こえてきました。

交通の便など、今とは比較にならなかったいにしえの時代、真摯な思いで神社やお寺を訪れたであろう、日本人の祈りの姿を、そのすれ違いざまの女性の言葉に感じた愚僧であります。

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合掌

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