※吉祥でのヒーリングセッションの模様
ヒーリングやリーディングのセッションをお受けになるお客様の中には…
『手をかざしたりして怪しい…霊感商法なのでは?それに、たかが一度や二度のヒーリングで癒されたり、変わる事などあるの?』とヒーリングに対して、以前は否定的な感想を持っていた事を、正直に打ち明けて下さる方がいたりします。
(^_^;)
確かにヒーリングは人間の願いを叶える魔法などではありません…笑
変化変容を意味するヒーリングは、ヒーラーによって行われる施術が一般的に知られていますが…
ヒーリングを受けるタイミングも、人それぞれなものがあったりします。
心身の不調や自分のエネルギーの滞りを解消したいが為にヒーラーの元を訪れる方もいれば…
エネルギーの繊細な方などが、他の方より向けられる嫉妬や独占欲、攻撃的とも思える想念の影響を覿面に受けてしまい、ある種の強迫観念に陥り、自分らしく生きる事が困難なものを感じる様な時も、リーディングやカウンセリングと共にヒーリングをお受けになる方もいます。
また、人生の節目とも言える新たな旅立ちの時期や、紆余曲折のターニングポイントに、ヒーリングやリーディングのセッションをお受けになられる方も多い様です。
ヒーリングとは文字通り、自らの深い部分が変化を決意し促すもの…ヒーラーとは、そんな時期にゲストとして招かれ立ち会う、癒しの記号やシンボルとさえ言えるのかも知れません。
最近、スピリチュアルジプシーなる言葉があるのを知った私でもあります(笑)
真理に触れたいが為に、様々なスピリチュアルなワークやメソッドを追い求めて行く人も年々増加の一途をたどっているのかも知れませんが…
神や宇宙、自分の今生の目的、ソウルメイト等、スピリチュアルな気付きが始まる時、更なる探究への欲求を連鎖させていったりもするもので…
こうした時期と言うのは、色々なワークをされる方の元を訪れるのが楽しみでさえあるのかも知れません。
でも、ある面では様々な事において疑問符が付き始め、答えを得たい欲求が高まるゆえに、人によっては、依存する傾向が強くなったり、カウンセリングやセラピーや占い等で、自分の望む答えを得られない時など、自分が否定されたかの様な、葛藤を伴うエゴの顔が繰り返し現れたりするのもこうした時期であり…
でも、本人にとっては混乱を感じ、落ち着きを得ないこうした時期さえも、その人にとっては必要な気付きや学びのプロセスを見事に構成している場合も多く、何が無駄と言う事は決してないと私は思っています。
ただ、こうした時期と言うのは、出会う人に対して、ソウルメイトや双子の魂など、必要以上のスピリチュアルな教義や解釈をそこに適用させ様とするあまりに、相手から怪訝に思われたり、嫌われたり、と言う様なエネルギーの侵害やトラブルを発生させやすかったりもします。
また、スピリチュアルなワークも多様性がある事を知るにつけ、新しいものを知り、見る機会が多くなると、それを提供する主催者や講師などに、依存し、盲従してしまうケースもあったりする様です。
縋るかの様に、依存する傾向のある人に対してさえも、反転させ、一人で歩ける様に促すスタンスの取れる教師であれば良いのでしょうが…
中には、まるで鴨がネギを背負って来たのを待っていました!とばかりに、カルト教団の教祖と信者に見られる様な関係性になってしまう場合もある様で…決定的な破綻を迎えるその日まで、その関係の理不尽さに気付く事なく、出口の無い関係性に甘んじてしまうケースもある様です。
周りからは先生と呼ばれる方であっても…
いかに今のあなたにベストで的確なリーディングや鑑定、アドバイスの出来る方だとしても、目の前にいるその方も、あなたと同じ、血の通う人間である事に違いはありません。
私達人間は、自分には無い能力や験力を見せる人間に出会ったりすると、尊敬ならまだしも、崇め隷従してしまう弱さがあったりするものです。
人を崇め隷属するところに、また強要するところに、人間の自由意思は無い事…
自由意思知る事無くして、真の悟りなど、あり得ないのではないでしょうか?
そこに気負いは必要ありませんが、いかなるセッションを受けるにあたっても、ご自分が主体である事忘れて欲しくないものです。
合掌