先日、出張ヒーリングの依頼があり、上野まで行って来ました。
Sさんと云う女性の方に施術させて頂いたのですが…
連絡を貰った時から、電話の向こうで、乱れたエネルギーを感じます。
ヒーラーの方ならお分かりかも知れませんが…人の持つエネルギーや波動という微細な領域に敏感な癒し手にとっては…
ウッカリすると、対面でなく、電話の話しからでも、相手の負の想念やエネルギーの影響を受けてしまう事があるものです。
(((;゚д゚)))
勿論、相手の方に罪はないのですが、不安や恐れから逃れたい為に何かに縋り付きたいといった想いや…
他者や、また自分に対して『不当化』とも言える、怒りや憎しみなどの感情を溜め込んでいる方の発する言葉というものは…
時には聞き手のエネルギーを消耗させ、萎えさせてしまう時もあるものです。
例えば、友人のグチなどを聞いていて、聞いてるこちらがドット、疲れてしまう事や
電話で他者への不満や怒りをまくし立てる人の話しを聞いていて、こちらも何か言い様のない苛立ちを感じ…直後に、人と口論する様な事を引き起こしてしまったり…
何故かわからないが、電話の向こうの相手の声音のトーンに嫌なものを感じたり、首や肩に痛みを伴う凝りを感じたり…
電話を切り終えてからお腹に気持ちの悪い膨張感が残っている等
こうしたケース、もしくはこれに近い経験をされた事も案外多いのではないでしょうか?
これはホンの一例ですが、こうした場合など、相手のエネルギーの影響を受けてしまっている事が実に多いのです。
ヒーリングや霊的スキルの学びをしている人なら、その都度自分で、オーラやチャクラといった自分を取り巻くエネルギーの浄化も出来るかも知れませんが…
しかしながら…普通に社会生活を営み、会社の雇用や家族や会社での人間関係、経済的な不安やストレス等etc
そうしたものに晒され、普通に当たり前に生きる事さえ難しく不安に感じている多くの人にとっては…
自分のエネルギーが時に重く澱んだものになってしまうのはある面仕方のない事とさえ言えるのかも知れません。
もし、人それぞれをエネルギーと言うホログラムで見たならば…
それが今はまだ粗い原石の状態なのか?
磨き込まれてクリアな態なのか?
そのエネルギーの違いは気付きの進化の度合いとも比例し、歴然としてあるのかも知れません。
しかしながら、人間の魂に優劣はないと私は常々思っています。
皆等しく『神の子』であり、他者に違和するもの(価値観や考え方、性格等)を感じても『白黒つける』様な価値判断を出来るだけ避け…
例え賞賛は出来ずとも、相手の在り様を理解し、自分との違いを知る…必要以上の意味や価値判断をそこに見出ださない様にする事も時には大切だったりもします。
これらの事は、人の世を気楽に生きるひとつの有効な方便と言えるかも知れません。
人や物事をコントロールする事に血道をあげる事を手放す事で…それ以上の人間関係の確執や、不必要なドラマを省ける事がきっとあると思います。
『観察者』としてのスタンスや視点を養う事はとても大切な事ではないでしょうか…?
【つづく】