☆遠隔加持・ある方への返信から

下記メッセージは、三月より末期がんで入院した母親の為に遠隔加持ご依頼頂いた娘さんに返信した際の文章です。

※下記内容など了承を得て掲載しています。

このケースに於いては病院側が延命治療の施し様が無く、余命宣告が出ていた事から、娘さんより母親が逝去した場合などを見越して、葬儀の導師を頼みたいとご依頼を頂いたのがその当初でした。しかしながら人間であれば当然な死への怖れ、受け入れられない葛藤が、付き添う娘さんに対し言葉による激しい攻撃に姿かたちを変えるものがあった様で、こうした事から内面の穏やかさへ導かれる様、私の判断でヒーリングを兼ねた遠隔加持を開白し現在に至ります。

入院前より水しか飲めない状態が続いているものの、点滴などもせず、痛みを緩和するモルヒネなどを投与する事も無く、穀断ちの様に水だけで命をとりとめている生命力に医者も驚いている様です。

母親である女性のせん妄も進んでいる中、それでも意識がクリアに戻っている時に涙を流し手を取り合い和解出来たと、下記のメッセージを送信してより間もなく娘さんよりご連絡を頂いたものです。

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お返事ありがとうございます。
○○○さんが、○○さんに厳しい言葉を投げつけたとしたなら倍加して自分を責める葛藤を感じているに違いありません。
身体は動かずとも心は動き回っています○○○さんの様にマインドの強い方は死を受け入れるのにも抵抗があり、身体の機能が順次弱り停止して行くというプロセスも必要なのかも知れません。

私達は自分自身が明日も生きられると思っているから肉親や身近な人間が亡くなる事に耐えられない様な気持ちにもなりますが、ただ今がその時、その時がただ今、明日には私達だって死という一つの入り口へ押し出されるかも知れないのです。そう考えた時、○○○さんの死へのプロセスも自分自身の死への舞台稽古と考えれば、自分の順番が来た時にしっかり怖気づく事なく子供へ伝えるべき事を伝える事も出来る様になるのではないでしょうか。

○○○さんの荷物と向き合う時、一つ一つ物にも思い出が貼り付いていたりで辛く、まるで○○○さんの死を予定調和している様な違和感が生じたりという事もあるかも知れませんが、淡々と事務的に○○○さんの荷物の整理などされたら良いと思います。

距離を置いて良いと思います。でも、○○○さんの方に変化も(気持ちの上で)現れるかも知れません。身体が弱るにつれ徐々に執着も薄れ、身内や近しい人間に反転する様に感謝やそれを伝えたい衝動が湧き上がるのも人間です。

引き続きお加持を続けてまいります。

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合掌

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密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰

かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。

あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に

愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。

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