※DMの内容など了承を得て掲載しています。
一昨日、DMより頂いた内容ですが、それこそ昭和の昔、TVでもよく流れていた『覚醒剤やめますか?それとも人間やめますか?』の一端を覗かせる様な内容です。
動物愛護のモラルや観念の発達した人からすれば、信じられないかも知れませんが、私が極道当時など“ポン中“(ポンとは覚醒剤の事で覚醒剤中毒者の事)と呼んだ人間の中にはメールの内容同様に、クスリを注射器(射器、ポン器、ポンプとも。当時は薬局で普通に買えた)で自らに打つばかりでなく、飼い犬や飼い猫にも注射し、その反応を楽しんでいる様な人間もいたもので、覚醒剤ばかりでなく酒を注射したりと、飼い主の自分も気持ち良いのだからいいだろうと、
クスリへの依存と中毒で頭のボケた人間に理非を説いても始まらぬものもあるのですが(笑)犬や猫はたまったものではありません。脳や内臓、骨格にもダメージを受け、情緒不安定、奇行、常習行動、凶暴化、キレやすくなるなど、覚醒剤の中毒や禁断症状に苦しむ人間同様、小さな身体を考えればそれ以上のものがあるのです。
当の本人は覚醒剤三回目の逮捕と言う事で常習のお墨付き、実刑確定の様ですが、こころ優しい娘さんに猫が引き取られた事がせめてもの救いと云うところでしょうか。
DMをくださった方は動物愛護の現場に立つプロの方(獣医師)ですが、私は獣医ではないものの、猫に及ぶ覚醒剤の副作用、禁断症状などから考えられる事など返信にてアドバイスさせて頂いたものです。
合掌