繊細な子供は別に学校でイジメを受けていなくとも、クラスの人間関係に身を置いているだけで、明るくふるまうなど自己演出したり、心にも無い事に同意したりで、子供の世界ながらストレスにさらされているもので、家に帰ってから建て直すまでに(精神的に)時間のかかるものです。
親御さんとすれば、そんな子供の姿を見るにつけ、自分の殻に引きこもる弱い人間の様に映ったり、気難しい子の様で将来を心配したりするものですが、それは親が子供に思い描く自分勝手な理想像から発するエゴと言うもので、子供を真に理解する事につながりません。
こうしたカラーと言うものは大人になっても持ち越されて行くもので、その後の学習や体験でセーブしたり、コントロールも出来る様にはなりますが、それでも片鱗は残るもので、人として良いとか悪いとか、優劣で見るべき事では無く、業(カルマ)で定められた性格や特性、アーキタイプと言うもので、それはいたし方ない事でもあります。
そうした事が原因で、人間関係で失敗があったり、葛藤が生じたりする度に反省し、訂正のスピードを上げて行く度に人としての学びや成長があります。
合掌