☆聖なる教えも実践してナンボなのか!?

下記の内容は『不死というあなたの現実』(ゲイリー・R・レナード)からの引用ですが、確かにスピリチュアルな世界と言うものも学ぶ事や知識の集積がイコール悟りへの進化と言う様なとらえ方がされる傾向もある様です。教義や概念ばかりが重んじられ、元極道の悪い言葉で失礼するなら『能書きばかり一丁前で結果一つ出す事も出来ぬ』自分に苦しんでいるヒーラーを含めたスピな世界に生きる方々は多いもので、またそんな自分を覆い隠す様に更なるスキルやテクニック、どこかの有名な教師の教えで固塗するかの様に論陣を張り『その人自身が全く見えなくなってしまっている』ケースなどもあり、これなどもエゴ(自我)がスピリチュアルの名を借りて幻惑する一つの手法と言うものかも知れません。

どんなに優れた教えやスキルも使わなければただの宝の持ち腐れ、実践してナンボと単純に思う愚僧であります。

以下、『不死というあなたの現実』より引用。
※文中『J』とはイエス・キリストの事。
※ここで言う『聖霊』とは内なる神ハイアーセルフ、ホーリースピリット、内在神の事。
ーーーーーーーー
もちろん情報を得て学ぶのは悪いことではありません。
それどころか必要な土台や背景を得ることができます。
問題は、間違って情報収集それ自体を崇めてしまうこと。それではどこにも行き着けないわ。 ムチとニンジンでできたトリックみたいなものね。 本当に大切なのは何を知っているかではなく、知ったことをどう実践するかなの。 
霊的(スピリチュアル)な進歩を早めるうえでほんとうに重要なのは実践の段階ですからね。
まじめに霊性を学んだ学習者や教師は、ある時点で、習ったすべてのことを日々出会うすべての人、すべての状況、すべての出来事に応用し実践しなくてはならない。それはどんなことでも同じです。
そこにふつう謎なんかありません。人生で起こることはみんな聖霊があなたに教えを実践させようとするレッスンだし、聖霊の偉大なる救済の手段は赦しなんです。
でも、それは古いやり方の赦しではない。あなたの親の世代の霊性ではない。まったく新しいゲーム、新しいパラダイムなんです。訓練の行き届いた応用と実践を通じてのみ、人は『体験』という輝かしい段階に入ることができる。その体験こそがあなたがたを幸せにしてくれる唯一のものであることは、わたしたちが保証してあげるわ、兄弟よ。言葉では絶対にダメだし、知的な概念でも、神学でも、哲学的洞察でもダメ。
そんなものは忘れなさい。『奇跡のコース』はあなたも知っているとおり、Jが神の言葉を語ったものだけれど、言葉はシンボルのシンボルに過ぎない、二重に真実からかけ離れている、と言っています。それを考えれば、シンボルのシンボルがあなたがたを幸せにするはずがないことはわかるでしょ?あたりまえだわ。あなたがたを幸せにするのは唯一、あなたがたの真実を体験すること。あなたがたをほんとうに満足させるのは真実のシンボルではなく、真実の体験なのよ。
同じく『コース』でJは人々が抱く難問について語り、こんな驚くべきことを言っています。
『答えはない。体験があるだけだ。それだけを求めなさい。神学によって歩を遅らせてはいけない』。
その体験は、聖霊によって心を訓練し、聖霊が見て考えるように他者を見て考えられるようになれば実現します。ただしその体験の成就を早めるには、仏教や『奇跡のコース』のようなきちんとしたシステムが必要なの。ほうっておいたら心は癒されません。
これも『コース』のなかでJが言っているとおりよ。
『訓練されていない心は、何ごとも成すことはできない』
ーーーーーーーー
             合掌              

読者登録してね

 

 
 

   

密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰

かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。

あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に

愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。

 

タイトルとURLをコピーしました