☆遠隔加持を終えて・節目の年齢に想う事


昨日は深夜より複数のご家族や個人様への遠隔加持を行いました。
来月で2階のヒーリングルームはちょうど開所10年となりますが、お堂はさらにそれよりも2年ほど早く得度に合わせてしつらえたのでした。
得度する前などはチベット密教に惹かれた時期などもあり、その頃と言うのはまだ密壇も設置しておらず、和室だった床の間の中央に大きなアメジストのドームを置いて中に大きな水晶の丸玉を入れ、ドームを挟む様に両脇に二体のお不動様の立像を置き、その前に経机を置いてお勤めの真似事(笑)をしていたものです。
開経偈から始まり、般若心経や観音経、理趣経を唱えるなどは在家、出家に関わらず、お家の宗派が真言宗のお宅であれば馴染み深いものがあったりするものですが、得度する前などと言うのはそれこそそれらのお経に加え他宗派のお経やヒンドゥーのマントラを唱えてみたりと無手勝流なものがありました(笑)
そうして得度する頃には壇を制作してもらい置いたもので、やがて阿闍梨(あじゃり)と呼ばれる正式な真言宗の僧侶となる為に四度加行(しどけぎょう)と呼ばれる修道のカリキュラムに入って行くのですが、初めは師僧より伝授を受けた内容を壇に座り復習するものの、行の流れがつかめずにただイライラとやみくもに時間が過ぎて行くばかりでした。

でも不思議なもので…

問いかける様な気持ちでいると夢の中で自らの僧侶や行者だった過去生の姿を通して思い出して行く事もあれば(チベット仏教の僧侶の姿も)いにしえの時代の高僧と思われる人より指導を受けたり、若い布教師より注文をつけられたり(とても細かい事までリアルに 笑)仙人とも思える様な老人にすれ違い様に目からビームでチカチカと光ともパワーともつかぬものをアチューメントされる感覚と共に目覚めたりと、スピリットガイドの姿も鮮やかに不思議な夢を見続ける様な時期もありました。
こうして、密教、スピリチュアル、ヒーリング、クレアボヤンス(透視)と、何物かが元極道の私の背中を押すかの様に気付きと学びを深めて行く中で、やがて心を向けるは内なる神、内なる教師唯一つと確信し、人間の自由意思を尊ぶ事が大切である事を理解し始めた時期から私を修行一途にプログラミングしようとするガイドは夢の中にその姿を現さなくなったものです。
でも、内面の浄化は一筋縄ではいきませんでした。安易に暴力に訴える裏社会で培った心の垢は気付きが進めば進むほどに抗う様に自らが難儀な人間に思わせる働きを示し、感情を押し出しそれが言葉であろうと実力行使であろうと『昔のやり方』を踏襲したい自分もいたりで、強い葛藤と自らの内面のクリアリングが日々隣り合わせている様な時期も体験したものです。この時期と言うのは裏社会にいたカルマを刈り取るかの様なリアルでの赦しのレッスンも発生しました。
でも、それも今となっては通り過ぎる船の航跡を見つめる様に過ぎ去りし風景として浄化されたものがあります。そして安寧が大きく心を占める様になってからこそヒーリングや対面でのセッション、加持祈祷も喜びや癒されたとお客様よりのフィードバックを頂く事に安定したものを得る事が出来る様になった気がいたします。
そんな今年は節目の年、私も本日55才になりましたが、神人への入り口は70才からなどども言われており(笑)そうした意味に於いてはまだまだ私など若造の域であり意気でもあります(笑)
制作をお願いしていたお堂の内陣に飾る提灯も本日届いた事も何かのタイミングと言うものかも知れません。
大激動、激変の世界の様相ですが、これからも今この瞬間この時にしっかりフォーカスし、楽しみつつも精進してまいります。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
               
                  合掌

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密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰

かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。

あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に

愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。

 

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