☆ヒーリング私記・悪夢や憑依、不眠症や引きこもり雑感

今まで、セッション時などに悪夢を見るとお話しくださった方は多いもので、悪夢や憑依体験、不眠症がリンクしている場合も多いものです。

また長年の薬物やドラッグの使用、強い向精神薬の服用などからそれが生じている場合も多いもので、身体(脳)に染み込んだ薬物の影響は甚大で、躁鬱などはよく知られるところですが、フラッシュバックや強迫観念などがプログラミングされる場合も多い他、過食や拒食、嘔吐、そこに伴う慢性的な胃炎や胃潰瘍、断続的な不整脈に悩まされていたり、医師でも無い私ですが(笑)お聞きした症例、症状など枚挙に暇がないものがあります。

悪夢などと言うものも、ストレスや鬱積された感情の解放や浄化の必要を示唆するかの様に現れている場合もあれば、先々に起こる環境や人間関係の変化を予知するかの様な内容であったり、健康上の注意を促すものであったり、スピリチュアルな気付きが進む上で浄化作用の様に悪夢を見る日が続く時がある事などもよく知られているもので、私なども今の道に進んだ当初など、ゾッとする悪夢や目覚めても不快な余韻だけが残る夢などもよく見たものでしたが、延々と胴体や生首、ちぎれた腕や足の散らばる中を歩き続け、足首をぎゅっとつかまれる感触もリアルに、そんな時でも『ああ…これは夢の中で地獄を見せられているんだな』と意識の片隅で分かっていたもので、不思議なものがあります。

不思議と毎晩の様に故人(親や祖父母、友人等)が夢に現れて口をパクパクと何かをこちらに向かって話しているのだけど、何を言っているのかさっぱり分からない💦と言う、ある面気味の悪い夢を繰り返し見る様な場合なども、一概には言えぬものの、病気や事故など健康上の事で注意を促す意味の場合もある様で(目覚めた時の疲労感が強い方も)こうした時なども、布団を並べて同じ部屋で休む家族などが、夢を見てうなされている当人の上に股がる様に座る故人(霊体)の姿を目撃している様なケースもあったりします。

また不眠と憑依が混在している様な場合も丑三つ時の深夜2時頃になると決まって目が覚めてそれ以降眠れなくなってしまうと言う人や、寝ていると人の気配と共に何らかの存在が、身体に入り込んでくるのが分かり恐怖で寝付けない(金縛りなども)またその逆に憑依を受けぬ様にご先祖様が眠りをブロックしているとお話しくださる方もいたりで、解離性同一性障害の診断を受けた方などが憑依の苦しみを訴えてくる様なケースもありましたが、言葉と裏腹に他の人格との交流を楽しんでいる様にお見受け出来る事もあり、実は手放したくないご本人の隔絶した内面世界をありありとそこに見せられる様な時もありました。

その他、アマテラスから不動明王、稲荷神から龍神、先祖霊から死んだ友達の〇〇ちゃんまでが総出でかわるがわるに現れ、霊言ともアドバイスとも思える指導を受けていると話す方などもいたもので、かと言って、その方が安寧に導かれているわけでもなく、ひっきりなしに訪れる罪悪感や恐怖がある様にお見受け出来るばかりであり、この方が話す高次の存在のメッセージと言うものも私などからすれば混乱を募らせるだけの『ゴミの様な情報』である場合も多かったものです。

『〇〇神からあそこの神社に行きなさい、ここの神社に行きなさい、祝詞を唱えなさい、真言を唱えなさいと毎日の様にお告げがあります』と話すこうした方を目の前にする時、『貴方が言う様に自分自自身のサポートをしてくれている存在ならば、こんなにも疲れ果てている貴方なのに、縁も所縁(ゆかり)もない神社に毎日の様に参拝に行けと言ってみたり、何の功徳があるのやら貴方自身、さっぱり理解もしていない真言や祝詞を唱えろと言ってみたり、次から次へ対象が増えるばかりで、そんな事を果たして貴方を守る高次の存在が言うのだろうか?』と…

目を見据えてお話しさせて頂くと言葉を失うかの様な表情を見せる方も多く、そこに向精神薬がもたらす幻覚や幻聴が加わっている場合などもあり、心療内科や精神病院へ行けばほぼ、統合失調症の名の元に薬漬けにされてしまうケースでも、時間をかけてカウンセリングして行くと、必ずと言っていいほどに大きな心の傷を負った出来事やターニングポイント、自尊心を潰えさせられたイジメの体験(親や兄による性的な暴力も)や両親の理想の子供になる為に演じた『無理』と言うものが本人の口をついて出るもので、これは転じて引きこもりの原因となっている場合も多いものです。

ところが、引きこもりの現場に於いては子供の引きこもりの原因が、学校で受けたイジメや憑依体質が原因であるとか、外部に原因があり、親子の関わりにその原因があった事、親にも訂正し反省すべき事があった事などにはなかなか目を向けたくないと言うのも親も人の子なればこそなものを、私から痛いところを突かれ認め難いとばかりにその曇った横顔にお見受け出来る時もあるもので…

引きこもりのケースなどに於いて、そこに子供である若者の親に対する暴力や特殊な事情があるがゆえに私にご依頼されたとしても、究極、引きこもりの解消は親子の和解や深い理解がなければなし得ぬ事はいつも言わせて頂く事でもあります。

悪夢や憑依、不眠症、引きこもりなどのセッションの事例など簡単に触れさせて頂きましたが、複雑怪奇にもそのシナプスの枝葉は拡がるかの様ではあっても、そうした方と相対する時に私などは…

『本来その方が持つ光を曇らせている状態』

『真の自分の姿を忘れているに過ぎない』

とシンプルに観じるばかりです。そうした方達にヒーリングセッションやご依頼があれば遠隔加持を行い、並行して誰しにもある内なる神(ハイアーセルフ)と繋がる静かな時間や瞑想の時間を取る様にオススメしたり、また瞑想をすると他の存在に入り込まれそうで怖いと話す方には半眼閉じた状態で胸に手を当ててそれを行う様勧めたりと、カウンセリングをしている内に自分自身を取り戻して行かれたりするもので、総じて感じる事は『内なる神であり教師との繋がりを自覚出来る様になると、人間おかしなところには行かない』と言う事でもあります。
(向精神薬の副作用とも言える不快感が完璧に取り除かれるわけではなく、自身の心を見つめながら、共存出来る安心感がもたらされると言う言い方が適切かも知れません。断薬など自助努力も必要となり、さらにすすんだ状態となります)。

最近なども、何年にも渡る強い憑依や霊障を訴える遠方にお住まいの女性より遠隔加持のご依頼を受け修させて頂いたものでしたが、お加持を開始させて頂いた当初など、私の加持祈祷に抗うかの様にこの方が椅子から弾き飛ばされる様に落ちて意識を失う事など(不思議とケガなどありません)のハプニングもあり、何かの啓示やシンクロ、お告げがあったなどと憑依している存在がこの方を通して電話で盛んに私を幻惑するかの様な事を言うのにも一切耳を貸さず(笑)ヒーリングを兼ねた遠隔加持を続けたところやがて好転し、明るいこの人本来の姿を取り戻された様で、つい先日などもご連絡を頂き、新たなパートナーともめぐりあい元気に過ごしているご様子にホッと胸の暖かくなった愚僧であります。

                    合掌

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密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰

かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。

あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に

愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。

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