☆吉祥ヒーリングセッションの風景から『アフガンのサムライ』と呼ばれた男、田中光四郎さんとの再会!

※田端駅前にて田中光四郎さん、筧泰宣さんと共に

昨日は午後より友人の筧泰宣さんと共に日子流体術、宗師の田中光四郎さんが吉祥を訪れてくださいました。

田中光四郎さんは空手、武術の世界で著名な方であり(著書多数、動画あり)そればかりでなく、1985年2月より、アフガニスタンに侵攻してきた旧ソ連軍と親ソ政府軍に対しアフガンゲリラと共に戦うなど、海外のジャーナリストからは『アフガンのサムライ』『日本のランボー』などと報道され、昨日などもかつてシルヴェスター・スタローン来日時など『ランボー』の映画配給会社から田中さんとのランボー対談の企画まであった事などお話しくださったものです。(現在は世界各国での武術指導など一年の内半分は海外との事)

今から20年前、私が三十代半ばになろうとする頃に田中さんとの出会いがありました。当時私は世間周知の武闘派組織傘下の組長として極道の世界に身を置いていたものでしたが、その当時であればトラブルの中にも金の匂いを嗅ぎとるかの様な日常であり、そんな日々の中、やはり金銭を巡るトラブルに於いて私が追い込んだ相手をガードする立場で話し合いの場に田中さんが来られたもので…

てっきり同業のゴロツキが出てくるとばかり思っていた私は『何でまた空手の先生が出てきた?』と少々拍子抜けした思いもありましたが、それまでも債権取り立ての現場などに於いて空手の有段者の人間などをこちらを威圧するかの様に掛け合い(ヤクザの交渉事)の場で脇に立たせる人間などもいたもので、当時とすれば『ヤクザが空手に負けるのか!』とばかりに素手でダメなら得物(短刀)でもキカイ(拳銃)でも持ち出して『いてもうたれ!』とばかりに極道のケンカにルール無しと言うのがその当時の信念でもありました。

でも、この時の田中さんと言うのは終始構えるところなく温和でありながら人として武術家として凛としたものがあり、その姿勢にとても感じいるものがあったものです。

この当時すでに田中さんは武術家としてばかりでなく民族派(右翼)の世界でも著名であり、バブルの頃、世間に名を轟かした様な方も相談を持ち込むなどフィクサーと言っても過言ではない役どころを発揮されている方でもありました。

それから間もなくして私は逮捕され最後の服役を迎えます。

警察に留置されている時から第三の眼(サードアイ)に鉛を入れられた様な疼痛、四面楚歌での独房でのスピリチュアルへの気付き、幽体離脱や連日のデジャブ(予知夢)など、現在に繋がる第一歩を記すのですが、

出所後なども田中さんと電話で話す機会などあり、ご自分の著書などもわざわざ送ってくださったものです。

その後私は堅気になるも、闇金の用心棒から何でもござれの今で言う半グレ時代を経て、真言宗寺院にて得度受戒ののち、伝法灌頂を経て正式な僧侶となり様々な体験の果てに大きな気付きが訪れ、裏社会との関わりの一切を断ち、密教僧侶ヒーラーとして活動して行くのですが、まだ自宅サロンでのセッションを行う前など、昨日田中さんと共にお越し頂いた、長年健康食品を扱うお仕事の筧さんのアメ横の店舗に訪れるお客様へ、腕試しの様にヒーリングをさせて頂くなどお世話になったものです。

筧さんは医師も顔負けなほどに医療や健康関連(断薬からの再起なども指導)に詳しい方で、海洋深層水(深層小太郎)他、健康食品の販売をする傍らでは訪れる高齢の方やお客様への健康指導など、昔の『赤ひげ先生』を思わせるものがあり、リピーターと言う言葉は流行りなれど、その人柄に惹かれて訪れる方が多かった様に私にはお見受け出来たものです。

しばらく前に筧さんの店舗に訪れ歓談していると、武術系の雑誌などが置いてあり、田中光四郎さんの取り上げられた記事を目にした事から懐かしくなり、筧さんも親しく交流している事などをお聞きし、昨日の再会へと繋がったわけですが…

極道当時田中さんとお会いした時など私はダブルの背広など着て、ブルガリの時計にクロコダイルの靴、運転手他若い衆なども控えさせていたものでしたが、昨日は坊主に作務衣姿の私が出迎え、てずからにお茶なども入れる姿に少々驚かれたのかも知れません(笑)その特異とも言える出会い、邂逅も今では懐かしい笑い話しとして楽しい歓談のひとときを過ごしたものです。

最後に田中さんにヒーリングなども受けて頂きましたが、ヒーリングを終えると「天女と戯れている様な感じでした。私がバクダットで見た綺麗な色の蝶々が見えていて不思議でした」とご感想を口にされたものでしたが、そのお顔は好々爺そのもの…

その瞳からは常在戦闘の世界を抜け出た境地を感じるばかりの愚僧でした。

            合掌

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密教僧侶ヒーラー正仙
元ヤクザ組長から密教僧侶ヒーラーになった男
真言宗・大元吉祥堂・堂主・ヒーリングルーム吉祥・主宰

かつて極道の世界に身を投じていたが、獄中にて
スピリチュアルな気付きが始まり、出所後堅気になり、
その後真言宗僧侶と成る。

あたり前に生きる事が難しい今の時代、
自らを不安や恐れと言う闇の中に囲い苦しんでいる方達に
それぞれの方が本来持つ、
あるがままの素晴らしい光や輝きに気付いて貰える様に

愛を基にしたパワフルなヒーリングやリーディング、
講演を心掛けて行きたいと思っています。

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