☆今日の吉祥ヒーリングセッションの風景から…夫婦の温度差・サポートの現場から私記

※ヒーリング時の写真など了承を得て掲載しています。
本日は午後よりお越しのお客様へフルヒーリングの施術をさせて頂きました。
☆フルヒーリングセッション
(椅子とベッドを用いたヒーリング全60分)
※ヒーリングと共にスピリチュアルカウンセリングを提供する「フルセッション 全120分」とは内容が異なります。
ここ数日は諸用ありバタバタとしておりましたが、その合間に子供の引きこもりや母親に逆ギレする物を壊すなどの家庭内暴力の相談、セッションが続きました。
些細な事から親に反抗し物を壊す、口汚く罵るなどのパターンの頻度が増して行き、親への暴力など家庭内暴力へ発展しているケースなど、今までご家庭のサポートなどを通して随分とお見受けしてきた事でもあります。
親御さん(主に母親)としたなら児相(児童相談所)へ相談したり第三者に状況を話すだけでも抵抗を感じ委ねられない状況などもあり、フリースクールへ入るにも月数万円かかる事から決断出来ずに月日ばかりが経ち、その間も子供の反抗や物を壊す傾向などはエスカレートして行き、夫である男性に相談しても…
「お前の教育が悪いからだろ」
「仕事で疲れてんだから家にいるお前が子供の事は何とかしろよ」
「子供の良いところをホメてやる様にしたらいいんじゃないのか?」
などなど…暖簾に腕押しの様な夫の無関心な対応に、益々消耗の度合いを深める女性は多いもので、最後の「子供をホメろ」に関しては、セッション時などに「気持ちも通わずキレてばかりで取りつくしまもないウチの子のいったい何をホメろと言うのか?夫の言う事は私にはサッパリわかりません!」と激白してくださる方もいたりします。
でも、子供のエゴと言うものもしっかり見受けられるもので、やはり父親には腕力で敵わないと思うからなのか?父親が仕事などでいない間に母親への攻撃となってそれが現れるケースも多い事、中高生ともなれば体力的にも母親を凌ぐものがあり、そこには子供なりの計算された弱者への暴力と言うものがあります。
引きこもりから精神的に病み、通り魔事件などを起こす若者を見る時でもその暴力や狂気の矛先はその殆どが自分より弱い者へ向けられたものであり、そうしたある種の分別や知性は持っているものです。
スピリチュアルを少しかじったお母さんなどの場合、子供の機嫌を損ねまいと要求されるままに子供に金銭を与えてしまい、家庭内で恐喝されているに等しい状況があるにも関わらず「子供の中にも光があると私は信じていますから…」などとお話しくださる場合もあるものですが、
(プライバシーに配慮し内容は変えてあります)
それに対して私は「確かに子供さんの本質は光そのものに違いありません。でも、今母親である貴方の子供への対応は、子供の暴力を恐れてなすがままに脅されて金を引き出されている現状を分かっていますか?光どころか、かえって子供のエゴを助長させているのではないでしょうか?」などとも言ったりするもので、ある面辛辣な言葉に涙される方もいるものです。
夫である男性の知らぬところで人生の伴侶である自分の妻である女性が、それも自分の子供から暴力を受けたり家計が傾くほどの金銭のタカリを受けている現状など、母屋に手をかける、家族と言う絆に決定的な侵奪を及ぼしている行為に違いなく、家長である父親に厳然たる姿勢が問われるのは当然ながら、こうしたご相談を頂く時、シングルマザーでは?と思わせるほど夫である男性の無関心、非協力ぶりがお見受け出来る場合もまた多い事に驚かされる時があります。
そこには枯れた夫婦の関係、他で浮気をするなどして子供に向き合えない、子供の教育に力(リキ)の入らない夫である男性の姿などを垣間見る様な時もあるものですが、当然その逆もあり、自分が不倫をしている事から罪悪感を生じ、母親として子供に対してやましさがあり、ろくに顔も見ずに金を与えてごまかす事がしっかり定着してしまっている様なケースをお見受け出きる時もあります。
子は鎹(かすがい)と申しますが、それはアンチなバージョンに於いても同様で、停滞した夫婦を揺り動かす様にその絆を試すかの様に、子供が役割を買って出ているのでは?とさえ思わせる時があるものです。

日々壇上にて厳修する遠隔加持ですが、昨日も母親である女性から子供へのギフトヒーリングとしてのお加持の依頼があり新たに開白(かいびゃく・開始)いたしました。
親子の関係、それは遠くにあっても近くにあっても有形無形の影響を及ぼし、その人の人生に光をもたらす事もあれば、逆に深い影を落とす事もあるものです。
親に抗ったり抵抗したり、乗り越え様としてみたり、サクセスストーリーを説く成功者にも一様に親の影響があったりするものです。
そう考えると、人間とは親の呪縛と争闘している一面もあり、何とも可愛い生き物の様な気がしてしまう愚僧であります。
                       
                               合掌
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