☆ヒーラーよ謙虚であれ!…エネルギーなお節介と過干渉のパターン

先日の事…フェイスブックで友達申請と共に長文のメッセージがメッセンジャーに送られてきました。
そこには私が過去生に於いて18次元の惑星リラで転生した事があり、18次元のソウルでは最高の部類だと言う様な事が書かれてあり、私と会って話しがしたい事なども書いてあったものですが、続く文章の中に、私のチャクラが第1~第7チャクラまでは開いているが、第8チャクラが開いておらず、18次元ソウルの管理者である高次の存在の許可を得て、私の第8チャクラを開き私の身体をライトボディー化したと書かれており、いつでも今後は頭頂のチャクラから光をエネルギーとして取り込む事が出来るなどと言う事が書かれてあったものです。
こうした一文を垣間見るだけでもその人間の意図するもの、スピリチュアルの理解の深度、気付きのレベルと言うものはあからさまに分かるものであり、これらの事はヒーラーとして基本にあるべき自由意思の尊重を踏みにじるかの様な「エネルギーの誤用」「エネルギーの侵害」
「ヒーリングの押し売り」以外の何物でもありません。
続く文章も、クンダリニの開発法や瞑想、炎を用いた瞑想、性エネルギーの昇華やチャクラに関するこの人間なりの考察が書かれており、目を通してみたところ良い事も部分的には書かれてありましたが、どれも私がスピリチュアルな道を志した当初に実験的に試した様な事ばかりであり、かと言ってこうした内容を初対面に等しい友達リクエストのメッセージに延々と載せてくる事自体、過度の自己承認欲求の現れだと言う事に本人は気付いていないに違いないのです。
リクエストがあった事から、この人間のフェイスブックを覗いて見れば、私よりも年長者で一応ヒーラーとしての活動もしてきている様で、共通の友人が何人もいたりもします。タイムラインには頻繁に自分のエネルギーが更新され、その都度一斉遠隔ヒーリングなども行っている様ですが、参加者がいる様子もなく、賛同を受けているものを感じません。
こうした手合いのメッセージなどほぼ黙殺するのが常の私ですが、人のエネルギーに勝手にアクセスしたつもりになり、人を市販の電球の様に光ったり曇ったり点滅させる事が出来ると考えている傲岸不遜に、元来が天の邪鬼な私…笑
「ご持論はご立派ですが、勝手に人のエネルギーに云々する事は自由意思の侵害ですよ。ヒーラーを自認されるならばご理解ください。リクエストはお受けかねます」と返したもので、案の定、化学反応を起こすかの様な文章の末尾には「こんな事で怒るなんてまだまだ小さい!小さい!」と私を罵る様な言葉が書いてあったものです。
それに対して私は「自分で原因を作っておいて認められないからと怒っているのはそちらではないのか?もとより18次元など興味も無き事。特別性の幻想に酔わぬ様に気をつけられよ」とメッセージを返しブロックしてしまいました。
この人間、私の友人などにも数年前に私の時とは違う星団の名を語り(笑)やはり同様のメッセージを送りつけているところを見ると、懲りる事なくこうした過干渉、エネルギーの侵害、ヒーリングの押し売り(ある種のサイキックアタック)を繰り返しているに違いない様で、私への文章にしてもやれ私が高次の波動だとか、18次元のソウルの最高部類だとか持ち上げている様ではあっても、自分はその18次元を統括するマスターと繋がるさらなる高次の存在、覚醒されたものであると言わんばかりの途方も無い傲慢さが文章に横たわっている事に気付いていないに違いないのです。
私もヒーリングやセッション、加持祈祷で食を得ている身、服装を正して人に接するのが一般社会のエチケットと同様に、人のエネルギーに接するヒーラーである以上、やはりエチケットとしても、自己のエネルギーメンテ、想念、エネルギーの浄化は日々行うものであり、チャクラの浄化などもこの人間の指摘する第8チャクラどころか、第13チャクラまで浄化を行うのも常であり、何をか言わんでもあります。
ヒーラーやスピリチュアルな世界の住人である前に「人としてどうなのか?」と言う事を常に自らに問い掛けて行く事の大切さを日々感じる事の多い私でもありますが、宇宙とか高次元とかシンボライズされた高次元のマスターの名前にも人間は癒されていない心の闇を投影し、ひっかくし自己を防衛、欺瞞する方便としてさえ利用する傾向がある事、エゴ(自我)と言うものはスピリチュアル(宗教も全く同様)さえも利用し、「私は特別だ!」「あなたは特別だ!」もしくはその逆など、価値判断やジャッジ(裁き)を常に生じさせ、特別性の幻想に酔わせしめ、最後は対立や人間関係の破綻などに導くものです。
冒頭の話しなど、よっぼど「あなたはカレー星団の出身です」と言われた方がピンときた愚僧であります(笑)
(*^¬^*)
  自戒をこめて
                             
 合掌

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