☆昨日の吉祥ヒーリングセッションの風景から…開運とお墓参り・私記

                                                      

※ヒーリング時の写真動画など了承を得た上で掲載しています。
昨日は午後よりお二人様へのフルヒーリングを行いました。お盆と言う事もありご希望された事からセッション終了後はお堂にお通しして簡略な亡者供養をして差し上げました。
☆フルヒーリングセッション
(椅子とベッドを用いたヒーリング60分)

 

たくさんの差し入れありがとうございました!

※下記の内容は昨日のセッションとは関係ありません。
「故郷は遠くにありて思ふもの」とはよく知られた詩ですが、本当は遠い故郷を思う内容のものではない様で、むしろ作者の故郷に感じる心の距離感を現すものでもあった様です。
今の時世、様々な事情からお盆の時期に故郷に帰りお墓参りが出来ない方もいるものです。そこには仕事の都合とか経済的な理由ばかりでなく、親や兄弟、姉妹との確執やしっくりいかない距離感、兄弟は良いのだが兄嫁に対しての嫌悪感等々、身内に見る人としての関わりに影響されている場合も多い様です。
こんな時、霊能者や占い師の元を訪ね「貴方が開運出来ないのは先祖供養が出来ていないからです。忙しさにかまかけてお墓参りも行っていないでしょう」などと言われてしまい、罪悪感さえ抱いて日々を過ごしている方などもいるもので、そうした方にとってはお盆の時期と言うのは負の記憶を生じさせるばかりで早く過ぎ去って欲しい忌まわしいものになっている場合があります。
お墓参りや先祖供養が開運に繋がると言うのは以前からよく言われてきた事でもありますが、著名人や偉業を成し遂げた人が先祖供養を毎年怠らずにしていた事などもよくエピソードとして引き合いに出されたりもします。
でも、お墓参りで開運などと言う事はあくまで副次的な事で、故人や先祖と言う血脈への感謝を現すお墓参りは本来パワースポット巡りの様な事とは一線を画すべき事でもあります。では何故にお墓参りが開運につながるなどと言われるのは「感謝を現す」「礼によって報いる」と言う人としての在り方に直結しているものがあり、こうした姿勢を身に付けると、それが一事が万事で人との円満な関わりに投影されて行き、仕事や人間関係など様々な良い循環に恵まれると言う…人としての起承転結に影響を与えるからではないでしょうか。
人によってはお墓参りをする事で、亡くなったお祖父さんやお婆さんと心の繋がりを感じる方なども多く、こうした事も日々の安心に寄与するものとしてある様です。
でも、冒頭の様な理由でお墓参りに行けない、実家の敷居が高いものに感じ何年も訪れていないとセッション時に話してくださる方などに私はよく「想うが供養」とは言わせて頂く言葉でもあります。
仏壇が無くとも、今いる場所からでも湯飲みやコップに水を入れ、お茶を汲んでお線香を立てて(香炉がなければ小皿などを用いて)合掌して自分の言葉で先祖の御霊や故人に感謝の言葉を捧げたら良いのです。
お線香や合掌が仏教の形式で合わないと言うのであれば胸に手を当てるなり自分自身の礼拝の形態を取ればそれで良いと思います。
霊が活発に動くと言われるお盆の時期でもありますが、夢見でも様々な影響を受けたり、子供の頃の負の記憶を浮上させて心の垢を生じさせてしまう方もお盆の時期などこれまで随分お見受けしてきたものです。今までもそんな方へセッションをさせて頂いた後など、故郷の菩提寺と同様と言うわけにはいきませんが、簡略ながらご供養の一座を勤修させて頂いてきた愚僧であります。
                     
               
                                                                                   合掌
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