おふくろへの遠隔加持…妹からの電話

 

 
 
【妹からのLINE】
お母さんより
足がお陰様で治ったよ!と言っています(^O^)
信じない人がおかげと言い出しましたよ笑
治って良かったです!
ありがとう😊
 
 
 

 

 
 
午前中用事で出かけていた私は、妹から携帯に着信が入っていたのに気付かず、折り返し電話してみると「お兄ちゃん、LINE見た?お母さんすっかり良くなったて言ってるよ、痛みが消えたって、今お母さんと電話代わるね」と電話口で話す妹、「ほんとおかげさまですっかり楽になりました。前は歩いても屈んでも、何をしても踵が痛くて痛くてしょうがなかったんだけど、全然痛みが消えてしまいました。だからお礼が言いたくてね、ちょっと〇子(妹)に電話してもらったの…」と言う当年73才の母…
この春には土砂降りの日に転んで顔を地面に強く打ち付け、額を十何針も縫う大怪我をするなどのアクシデントに見舞われたりと、ついていなかった母でしたが、ここ一月程前に両足首と左足の踵が痛くて痛くてしょうがないと訴えている事などを妹から聞き、電話で母親から状態を聞くと、医者へ行ったならほぼ「足底筋膜炎」と診断されるものを感じるばかりの私でしたが…
 
長年、足を酷使する事で発症することで知られる「足底筋膜炎」ですが、私は子供の頃からこの母が風邪で寝込んだり、昼寝している様な姿を見た事がなかったものです。ちょこまかちょこまかと、掃除をしたり洗濯をしたりと、いつも何かしらしているもので、これは二十代の孫のいる今、妹夫婦と暮らす現在にも変わらぬものがある様です。
 
でも何せ大のつく医者嫌いな母でもあり、痛みも我慢でこらえてしまうところもあり、妹も少し困っている様子に…とりあえず電話で「おふくろ、お勤めする時におふくろの足もお加持させてもらうから、また何か変化あった時は教えておくれよ」と言う私に「あら、それはすまないね」と答える母でしたが、遠隔加持を修し始めてよりすぐに、痛みが和らぎ始めたと驚いていた母、今日でちょうど三週目に入ったところでしたが、本当に痛みが消えたと喜んでいたものです。
 
かつては極道渡世に生きて賽の目を降って散らした様に親不孝、心労をかけた私でもあり、何をしたところで孝行に追い付くものではありませんが、痛みから解放された母の声、それを知らせる妹の声、そんな身内の声と言うものも「生きてればこそ」の自分に深く沁み入る様で、有難い想いでいっばいになった愚僧であります。
 
合掌
 
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