☆お墓にまつわる親戚との葛藤…フルセッションのご感想!Mさんの場合

 
私はこれまでブログやフェイスブックなどでは非公開の上、霊媒、シャーマンとしての能力を持ち、俗に云う「仏降ろし(この場合の仏は亡者・未成仏の霊等)」を行う巫女さんなどと共に何度も先祖供養を伴う出張での浄霊ワークに臨んだ事があります。
 
こうしたお仕事の場合、前段としてご供養を依頼されるご家族の夫や妻、双方の何代も前にさかのぼる手書きの家系図を見せられたりする事も多いものです。
 
そこには今では故人となられた方達の名前の下に病死、事故死、変死、自殺などと、まるで隔世遺伝の様に家系図のある代以降にそうした文字が立て続けに並んでいる場合も見受けられ、先祖供養を申し出る理由を何を語らずともそこに垣間見る様な思いになった事も一度や二度ではありませんでした。
 
家系や家族として難病などをプログラミングしてしまうケースも多い様で、こうした渦中にある方が色んな霊能関係者の元を回ったあげく、私の元に来る様な場合も今まであり、そうした方達のお話しを聞いていると…
 
「あんたの先祖に火付け(放火)盗賊がいたカルマが今祟りとして現れているのです。あなたの方で徳積みするつもりで、300万程はご寄進頂かなければ神仏は動いてくれませんぞ(ヤミ金の紹介までありそうだけど…)
 
「家の間取りがこれ以上ないくらいに凶相を表しているのでさっさと引っ越すか、家を取り壊して新築された方が良いでしょう(家のローンも残っているのによくもまあ、あっけらかんと…)
 
「あなたの祖父のお骨の入っている墓に他の親族のお骨が入っているので霊界で親戚同士喧嘩になって障りが生じています(霊体は墓に住んでる訳でもなし何をケンカするのか?)
 
「あなたの死んだおじいさんの愛人が供養してくれと今ここに現れています。手切れの金をもらえなかった事も恨んでいる様で夜叉の様な女の霊が見えます(おじいさんの愛人までよう知らんわ…)
 
「墓を建てた場所が悪いし作りも悪い!このままではお宅の商売も廃れて、あんた達の家族も皆ガンにかかりますよ!霊園と墓石の業者を紹介するので会ってみてください。普通、墓石屋の紹介などしないのだが、このままではあなたが気の毒で仕方ないのでね。ところで、この際だから良い墓石を選ぶ様に(えっ、御影石とか庵治石とか?)
 
「あなたの先祖にヤクザがいて、この方はお坊さんを殺したりもして業が深く、それがあんた達に祟っているんじゃわい、」
(↑これを私に話してくれた方は何故か申し訳なさそうに私の顔を見たものでしたが…笑)
 
と、言葉やニュアンスを変えながらも要するに「あんた私の言う事聞かなけりゃ地獄に落ちるよ!」と体よく脅されている訳で、どっちへ転んでも金はかかる、親族の同意は取り付けられないなど、八方塞がりの状態でおみえになる方も多いものです。
 
家系や家族、自分の出生の系譜に自殺や変死、非業の死者などがいた事を知れば誰でも多少は気持ちが暗くなります。家相や募相、先祖供養のあり方、いにしえの時代より先人が伝えてきた霊的な対処の仕方と言うものも、今でも霊能者や拝み屋、カルト、宗教家、スピリチュアル関係者の間等で踏襲されているものがあり、尊重されるべきものではあるに違いありません。
 
でも、そうした古くからの言い伝え、教えの中には現代にマッチしない、やたら厳しく制限や制約、縛りをもたらす内容も多く、その上、墓や家相に関わる事など多大な金銭の出費にイコールされている場合も多いもので、そうした諸々の事がかえって消耗を招き、その方のオーラを暗いものにしてしまっているケースなどもとても多いのです。
 
こうした場合、私は訪れた方が話してくださる一見不可解で不気味にさえ思える病気や事故、ケガ、仕事や事業での不振や対人不和などの事象が、先祖や見えざる故人の霊から復讐され、まるで自分が何かをしでかしてしまったかの様に先祖の怒りを買ってしまい、呪われ祟られていると強くプログラミングされている想念やエネルギーの浄化をヒーリングやカウンセリングを通して行って行くもので…
復数日のセッションが必要な場合は、遠隔での加持祈祷(遠隔加持)と云う法衣を着て行う密教僧としてのヒーリングもそこに加えて行います。
 
また、その方の内面世界からも「自分が祟られ霊的に攻撃されている」と云う想いに眩惑されぬ様、家系に見られる不幸などもこの世に生まれてくる時に持ち越してきている罪悪感が投影された幻想であり、肉体を超えて本来のスピリットの姿は制限や制約を受けるものではない事、誰しにもある聖霊(ハイアーセルフ)は多大な借金をして家を建て直す事も望んでいなければ、墓相が悪いからと墓石を良いものにする事など決して望みもしなければ強要もしない霊的な実相をお話しするとホッと安心した顔をされる方も多いものです。
 
安堵を得たい為にこうした事象をいじくり回そうとする事こそが、より障礙(しょうげ)や祟りと呼ばれる様な不可解で不気味な出来事をリアルに実体化させるばかりか、人間の深い気付きさえも塞き止めてしまうものである事などもお話しさせて頂き、「お金もないのに何が墓石なのか?」コップ一杯の水で今この場所からでも出来る先祖供養のあり方なども私なりにお話しさせて頂くケースなども今まで随分とありました。
 
また、親とのわだかまりや確執が解消されぬままに親が亡くなってしまった様な場合…
親のお骨を先祖の墓に収めた後は墓参りも行かず、それでいながら踵を返す様に自分の家族の墓をさっさと別に建てたり、親の残した遺産に欲の爪を伸ばして、実質年老いた親の介護や面倒を見てきた親族や兄弟に感謝の言葉もなく「隠した金があるはずだ!俺にも金を寄越せ!」などと恫喝するかの様に争う当人、またその配偶者、子供などに奇病や難病、早死になどの事象が現れるケースなどもお見受けしてきた事でもありました。
 
これなども先祖が云々ではなく、寂しい人としての在り方、その冷たき内面世界が恐れを生み、自らばかりか、周りの愛すべき存在さえも罰せずには置かない私達の生きる人間世界の因果律を現している出来事でもある様です。
 
以下、対面でのフルセッション(今回は変則的でリーディング90分+ヒーリング30分)をお受けになられたMさんより届いたご感想のメールを転載致します。
 
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昨日は、ありがとうございました。
 
私達家族は、
10年以上前から
お墓問題、仏壇について
いつも母と悩んでいました。
 
最近は、
墓じまい、終活、無縁墓と
テレビ、雑誌など見ると
我が家の状況と比較して
悩んでいました。
 
私達家族は、先祖の墓参り、
仏壇に御線香をあげない
父の兄達家族に
イライラしていました。
父の
兄達が、勝手に自分達で、
自分達の住む地域に
お墓を建ててしまい。
近所に住む
父の妹が、突然家にある仏壇を持って行けと。
 
仏壇を三男の父が引き取る事になり、お墓も私達が守ることになりましたが、
7年前に父が亡くなり、
私と母で、先祖代々の仏壇、
お墓問題を今回リーディングとヒーリングをお願いしました。
 
私の手書きの家系図を見て
先祖の方は、私と母の事を
わかっている話など
正仙さんから聞いたら
ウルっと泣けました。
 
先祖のお墓、仏壇に興味ない
身内と今後の付き合いなど
色々聞いて楽になりました。
 
ヒーリングでは
先祖代々に対する
無関心な親戚にイライラしていた自分を手放すことが
出来ました。
 
帰りのバスから見た
荒川、スカイツリーの景色に
癒されスッキリした気持ちでした。
 
ありがとうございました。
 
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合掌

 

 

 

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