一昨日は午後より神奈川県秦野市に在る「関東のいずもさん」で親しまれる出雲大社相模分祠に新年のご挨拶に行って参りました。
箱根神社と共に年に数回は訪れる私の好きな神社でもあります。
宇宙より飛来してきた太陽神とでも言うべき性格を帯びる伊勢神宮、天照大御神(アマテラスオオミカミ)を崇敬する方は多いものですが、元より日本を統治していたと言われる大國主命(オオクニノヌシノミコト)は私の中で、国土、大地、土を連想させるものがあります。
私が透視ヒーリングを学び始めた頃など、その学校では、地に足を着ける為の技法、グラウンディングに始まり、講義実習を経て、グラウンディングに終わるのが日課だったもので、グラウンディングが強いと、クラスの仲間より「グラウンディング王」とあだ名さえ付いていた私でしたが(笑)その後、ヒーラーとして活動して行くにあたり、とかく宇宙や天と繋がる事を推奨する傾向が強い、現代スビリチュアルの実相が窺え、心の中にこそ求める宇宙観が、ここやあそこ(または神の生まれ変わりと称する人等)の場所に置き換えられ、時には現実逃避の方便と化し、かえって心の拠り所を失っている人の姿と言うものもセッションを通して随分とお見受けしてきたものです。
※社の上空に龍神雲が現れているのが分かるでしょうか?
でも、そんな人さえもガッチリ地に足を着けさせ、今この瞬間、この時にフォーカスさせる様なエネルギーの鋳型がオオクニヌシには感じられ、とても親しみが持てるのです。
それに国譲りの神話上の歴史を見てもオオクニヌシはどこかしら人間臭さを感じさせる様なところもあり、あまのじゃくな私はそんなところにも惹かれるのかも知れません。
大國主命がヒーリングの神様として、ヒーラーの間で人気が高い事などもつい最近知った愚僧であります。
合掌