これより遠隔加持!…お堂に灯る蝋燭に込められた想いとは?

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今日は台風で都内も激しい雨が降りましたが、小雨になった午後、蝋燭(ローソク)の問屋さんに行ってきました。

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お不動様の縁日に密教寺院で修法される大護摩供はよく知られるところですが、護摩法には外護摩(げごま・リアルに火を焚く行法)と内護摩(ないごま・観念の中で火を焚く行法・理護摩ともいいます)がありますが、私は時と場所を選ばず行う事の出来る内護摩が性に合うことから、今日まで内護摩修法一本で加持祈祷を行ってきています。
でも、派手に火は焚かずとも、私は壇に座る時間も長い事から、行法につきものの蝋燭の消耗は早いものがあるのかも知れません。

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何度か訪れたこのローソクの問屋さん、今までも何度か来ていますが、東京都内でローソクを製造する問屋さんはここ一件だけだとか…大正元年から代々、この地にてローソクの製造販売を行ってきた事などを社長であるご亭主が話してくださったものです。
ローソクの製造と言う今では稀少な職人の世界ですが、工場などを拝見していると、何かタイムスリップした様な感慨にとらわれ、大正から昭和、戦前、戦中、戦後と、この地にてローソクの製造に携わった方達の想いが、時代を超えて今でもひっそりと佇んでいるものを感じた愚僧でした。

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今日もこれより数名の方への遠隔加持、自坊に癒しの明かりが灯ります。

合掌

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