昨日は浄霊のお仕事でした…碑に記された子供の言葉

DSC_0928.jpg

昨日は東京近郊へ土地家屋の浄化、浄霊ワークに行ってきました。
その土地の氏神様にご挨拶の後は、不慮の死を遂げた親子が眠るお墓での供養法、願主の方の生家では、家系的に病気や不可解な事故、精神疾患にプログラミングされたものを断ち切るべく、自坊本尊、大元帥明王を観想し、大元法を厳修いたしました。参座された方達からは行法の最中「室内の気温が変わり、冷気さえ感じるほど家の中の氣がクリアになるのがわかりました」と終了後にご感想なども頂いたものです。

1450344559375.jpg 1450344542217.jpg

その後は廃屋と化した家屋の浄化、取り壊したまま放置された祠や無造作に埋め立ててしまった井戸の跡地などでも浄化ワークを行いこの日の日程を終了しました。

1450344693840.jpg

この日午前中ご供養の為訪れた霊園、私が立つお墓の横には車もろとも入水し、無理心中をはかった両親と共に亡くなった三人の幼い子供達が残した「あったらいいな」と言う詩が石碑になって残されていました。まだ亡くなった時は五つや六つの可愛い盛り…「おかしがあったらいいな」「メロンがあったらいいな」と、そこに書かれているのは子供にありがちな無邪気な想い…車が湖に飛び込み沈む時、車の後部座席からガラスに張り付く様にして助けを求める子供達の姿を近くにいた釣り人が見ていた事から通報したものの、発見され車が引き揚げられた時は時すでに遅し…霊格が高い魂が幼くして亡くなる子供としてこの現世に生まれてくるとも言われますが、それが例え直系親族ではなくとも、子供を愛した身近な人間にとって、それが霊的真実であろうが、スピリチュアルな真理であろうとも、ただただ、暗澹たる日が続く時があるものです。

苦の娑婆と説いたお釈迦様ですが、私達の生きる世界とは、亡くなり旅立つ人間よりも、残された人間の胸にこそ地獄を宿してしまう、そんな世界でもあるのかも知れません。
この親子の眠るお墓の前で読経し、仏の功徳を現す真言を唱える間、この幼い子供達が私の周りを走り回っている感覚さえあったものですが…終えて目を開けると、お墓の脇にこの子供達の成仏を願う方達によって建てられたお地蔵様が「しっかりこの親子の事は引き受けた」とその微笑で語りかけてきている様に思えた愚僧であります。

南無大師遍照金剛

合掌

読者登録してね

☆ヒーリング吉祥の営業日時

☆ヒーリング吉祥のセッションメニュー

タイトルとURLをコピーしました