今日の托鉢より

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今日は上野駅頭にて久しぶりの托鉢行を致しました。
今日も猛暑の東京でしたが、時折吹く涼しい風のお蔭で、身体の火照りをだいぶ抑える事が出来た様な気がします。
とは言え、この暑さであり、濁流の様な汗が流れた事には変わりありません(笑)

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世の中に夏男、夏女を好んで自称する方は多いものですが、私はいつからか夏と言う季節があまり好きではなくなってしまいました。
年々最高気温を更新し、亜熱帯地方と化して行く様な日本の夏から、子供の頃、入道雲から降りだした通り雨の後の涼しさ…真夏でもプールから上がり、チアノーゼの様に、唇を紫色にしてガタガタ震えていた子供がいた頃の夏とは異質なものになってしまった様な気がしてなりません。

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イランでは74度の体感温度を記録し、インドでは異常な熱波により2300名もの方が亡くなられている事なども報じられていますが、天候さえもコントロールし、いじくり回そうとした私達人間のツケと言うものが、こんなところにも現れているのではないでしょうか?

私は極道当時、どんぶりと言って全身に刺青を大きく入れた為に、汗腺がふさがっている訳ではないのですが、暑い時など、入れ墨の入っていない首や額からばかり汗が出やすく、自業自得に違いないのですが(笑)そうした事も夏が嫌いな一因としてあるのかも知れません。今日なども托鉢時に汗が額から頬を伝わり流れてくるので、くすぐったいやら、不快なものがあり、ハンカチタオルで顔を拭くばかりでなく、思わず顔をかきむしりたい衝動に駆られたものですが、そんな時、私が透視ヒーリングを学んだ学校での授業の風景を思い出したものです。

講義を聞いている時も、ペンでノートに書けば、書くことばかりにエネルギーを落としてしまい、体得出来ない人間のマインドの働きがある事から、グラウンディング(地球の中心と繋がる瞑想法)し、エネルギーを流しながら変性意識下で授業に臨む事の多かったそんなクラスでもありました。

でも、瞑想の時間が長くなれば顔もかゆくなれば腰も痛くなるのも人間であり、そんな生徒の氣の散漫を見越したかの様に、世界屈指の透視能力者と言われたこのスクールの主宰者であるレバナ・シェル・ブドラと言う女性講師は、ユーモアを交えた口調ながら、顔のかゆみも、同じ姿勢からくる腰に感じる軽い痛みも、「エネルギー」なのだから、顔に手を伸ばさず、腰を動かす事なく、エネルギースキルを使いかゆみや痛みを抜き取る事などを教えてくれたものでしたが、こんな自らの小さな知覚さえもエネルギーとして体得させるここでの学びと言うものは、人のエネルギーの不和や痛みを捉える繊細な能力に転化されるものがあった事…

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私は密教僧として壇に座り加持祈祷を行う際にも大きく活かされているものがある事、私の場合、学も無く、頭の悪い事もありますが(笑)所作や経典の理解だけでない事に明らかなものがあります。

托鉢時の滴る汗にそんな事が想われた愚僧でありました。

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托鉢から帰ってより、深夜の遠隔加持を終えて飲むコーヒーは最高です。

おやすみなさい。

合掌

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