★ヒーリングの知られざる働きとは?…ヒーリング私記

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※本日の当サロンでのヒーリングセッションのヒトコマです。お客様の了承を得て写真を掲載しています。

私は今までお客様にヒーリングをして様々な感想を頂戴してきておりますが、その中で興味深いものに、夫婦や恋人、親子や友達などの人間関係に於て、関係修復や、その逆に別れや自立を促すかの様にその効果が現れる場合がある事です。(加持祈祷も同様)

夫婦や親子、嫁と姑、兄弟や友人など、お互いへの不満を心のどこかしらに燻らせながらも、そうした部分に折り合いをつけ、日常の中でお互いの「立場」を演じている姿と言うものも、現代の人間関係の実相を反映しているものと言えるのかも知れません。

「誰でもケースは違っていても経験している事だろうし、妥協し、我慢するところが出るのは大人なんだから当然なのでは?そうでなければ終わっちゃうよね?(関係が)」と言う様な感慨と共に、満たされぬ一抹の寂しさや虚しさを感じながら日々を過ごされている方は、今の時代とてつもなく多いに違いありません。

人間は他者のケースをスケープゴートして安心の基準を得ようとするところがあり、例えば夫婦関係で報われない冷めたものを感じていたとすると…
「知り合いの○○さんの旦那は酷いDV夫の上に浮気もしていたりするけど、それに比べたらウチの夫はまだましに違いない…月の内に何日かは明らかに浮気しているとしか思えない日もあるけど、子供が成長するまではガマン、ガマン」と言った具合に、束の間ホッと出来る安定剤の様に、人と比べて安心を見いだそうとするマインドの働きにコントロールされ、自分の内なる声からかけ離れて行ってしまうのも人間なのです。

こうしたパターンの積み重ねと言うのは、人体を取り巻くエネルギーでもある、その人のオーラやチャクラに克明に刻まれて行くもので、時間と共に度を過ぎれば、身体の悲鳴(病気)となってそれが現れる事は必然とさえ言える事でもあります。身体の声を聞く事や、口から入れるものに注意を払う事も大切かも知れませんが、不安や恐れと言うメンタルの働きが、人間のDNAさえ傷つけ、病気を発症させるメカニズムの源としてある事を理解しない限り、にわか仕込みにベジやビーガンな食事に切り換え健康に気を付けたところで、原因を蹴飛ばして、結果をいじくり回そうとするに等しいものがあると言えそうです。

私などは、自分の口から入れるものなどは、ほどよく好きなものを摂れば良いと考えるクチであり(笑)そんな事よりも気を付けるべきは、自分の口から出す「言葉」、人に向ける「意図」であり、これはイコール自分に対してしているものである事、どれだけの時間が経過し様とも、それが『忘れた頃にやってきた』の形をとろうとも、自分に投げ返されるものである事に於て、誰ひとりとして例外はないのではないでしょうか?

人生が順風満帆に見えるかの様な力に溢れている時、人間と言うのは人を傷付ける事も、人を疲弊させる傲慢さも『自分だけは許されている』かの様な錯覚に陥りやすいもので、こうした心情過程と言うものも、誰しにもある聖霊であるハイアーセルフはあますところなく見ているものです。そしてその人間に乗り越える準備が出来た時、人生の蹉跌とも言える経験にさえ背中を押して行くのもハイアーセルフの働きでもある様です。

※ハイアーセルフとは内なる神、高次の自己などとも呼ばれ、今世で経験するカルマや乗り越えるべき課題の全てを知りサボートする誰しにもある聖霊の事。

話しは冒頭に戻りますが…

そんなタイミングでヒーリングに訪れる方の中には、優柔不断や不決断を助長していた様な滞ったエネルギーや、我慢し抑え込んでいた様なエネルギーが、ヒーリングにより、オーラやチャクラから浄化され解放される事もあってか、自分にウソを付き、偽る我慢と言うものが出来なくなり、夫婦や恋人、嫁や姑などの人間関係に於て、まるである瞬間に電気がついた様に、今まで鬱積していた思いを涙ながらに相手に伝えたり、今までなら怖くて決して言えなかった別れ話しを相手に切り出している自分に驚いたりと…

ヒーリングにより、オーラの曇りが晴れる事により、高次の存在のメッセージを受け取りやすい状態にある事も原因としてあるのかも知れませんが、この時と見たハイアーセルフの一押しとも言えるタイミングそのままに相手に普段なら言わぬ事を伝えているとしか思えないケースなども今まであり、その結果、相手の理解を得る事を出来たと言うケースもあれば、別れに至ったと言うケースなどもあり、統一されたものがあるわけではないのですが…

ただ結果はいか様であれ、人生の次の段階へのシフトを迎える事が出来た事に於て、後日感謝のメッセージを頂く時など…やはり真のヒーラーとは、変容を決意したクライアント本人であり、私からヒーリングを受ける事さえ折り込み済みの予定調和されたものがある様に思える時が往々にしてあるもので、我々ヒーラーと言うのは、クライアントやヒーリー(施術を受ける側)がヒーリングを受け取りやすい様に、その場を支えているに過ぎないと感じる事の多い愚僧であります。

合掌

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