★夢…その摩訶不思議なもの

密教僧侶ヒーラー正仙「法名」-i.jpg

夢を様々な形で分析し、論じている方のブログを読ませて頂く事がありますが…

夢の内容と言うのは、確かに興味深いものがあります。

グラウンディングが良いと、その見る夢の内容も目覚めたその後でさえも、リアルにその情景を覚えている場合もまた多く…

後に日常で起こる出来事の中に、すでに予見されていたかの様な夢の内容を見る事があります。

※グラウンディングが良い状態だと、ガイドや守護霊と呼ばれる霊的存在とは別に、誰しにもある最も自分をサポートし、ナビゲーションの役割を果たしてくれるハイアーセルフのメッセージや警鐘も、顕状意識が活性化している日中も、睡眠時の夢の中でも受けとりやすくなります。
(ハイアーセルフとは、高次の自分、内なる神であり、それは概念ではなく、誰しにも一体付く霊的存在でもあります。)

夢の内容を一概に、こうだと断定する事は出来ませんが、自分自身の中にある浄化すべき想いの部分をリアルに映像化してそれに気付かせてくれたり…

自分と親しい人や関わりのある人に訪れている状態や、心理状態さえ、描写する様に鮮明なインパクトを持って見せられる場合もあったりします。

また、しばらくお会いしていなかった方が夢の中に現れ、親しく談笑の内に去って行かれる様な夢を見た後に、その方の訃報を知らされる事もあったりします。
(((;゚д゚)))

またリアルな地震の夢と言うもの、身の置き場のないほどに揺れる中で自分が逃げまどう地震の夢なども、不幸や天変地異の予知夢として見る方もいるのかも知れませんが…

私の場合は様々な出会いやチャンスの訪れを…その夢が教えてくれていた事を、後で知る場合も多かったりします。

思えば、私が極道の世界にいた頃、最後の服役時、一年近くを拘置所の独房で過ごした時に手にした『神との対話』と言う本…それまでスピリチュアルな本など読んだ事のない私でしたが、その内容にどれほどの衝撃を受け、また感動を覚えたかわからない本でもありました。

ニール・ドナルド・ウォルシュと言う方が、人生の不遇の時期に、高次の存在からもたらされる情報を元に、自動書記の形で書かれた本でもあります。

その著者が自ら本でも語っている様に、一人の人間のフィルターを通して書かれた事でもあり、その内容がすべて正しいと言う事は出来ないかも知れません…

またスピリチュアルな気付きと言うものも、人それぞれに多様性のあるものであり、本がキッカケになる人もいれば、始めた瞑想の中にそれを見出だす人、人との出会いに、そこに導かれる人など、千差万別の形がそこにはあるのだと思います。

しかし、この本を読んだ時に私は明らかに揺さぶられる何かを感じたのでした…。

それまでの私であれば、先日書いたイジメの記事の様な内容も…

『弱い者はイジメられるべくしてイジメられ、強い者にとって喰われる他なし…』と言う様な世界観でもありました…しかしながらこの本を読んだ時、こうした世界観や裏社会で生きる信念や、自分自身の世界モデルに大きく亀裂の入った瞬間でもありました。

まだまだ粗いオーラをしていたに違いない当時の私…この本を読んで一時的にでもエネルギーのシフトが起きたのか…?

はたまた、独房と言う雑音の入らぬ空間がそうした感覚を鋭敏にしていた事もあるのかも知れませんが…

以後、独房で見るその夢は、リアルこの上なく、枕元に亡くなった父親が何体もの仏像に金箔を塗る姿が現れ、私に『もう…堅気になったらどうだ…』と諭し、しかしながら私にはそれが、亡くなった父親の姿を借りた何か高次の存在からの言葉の様にさえ思えたり…
((゚m゚;))

またある時は大きな高層ビルに何かが衝突し、炎上する映像…その後に私は、刑務所の食堂で休憩時にTVで見た9、11テロの映像にその夢が酷似していた事に気付かされた時もありました。

くる日も、くる日も戦場の夢を見る時もあり、夜間でもヘリのサーチライトに追われるリアルな戦場での自分の姿…それは中東地区での事の様にも思え、後に湾岸戦争やアルカイダ掃討作戦などのニュースを見る時など、その時に見た夢を思い出す事も度々あったものです。
(゜д゜三°Д°)

またある時は、それまで行った事の無い韓国の繁華街の情景…韓国に行った事のある方ならわかるかも知れませんが、日本とは違い、韓国のテナントビルや商店街の看板やネオンは配色豊かで、ド派手なものも多かったりするのですが…

そのハングル文字で書かれた看板がその街の情景と共に、洪水の様に現れる夢を見る事が何度もあり…それから数年後に、韓国の女性と入籍し、ソウルや他の街を訪れた時など、独房で見た夢がデジャブ(既知感)の様な感覚と共に訪れた時もありました。

それ以降も不思議な夢の数々…とても書ききれないものがあります。

夢の中で法衣を着た私が、ひたすら読経したり、真言を唱えている様な夢を見る時は、行やお勤めにこだわり、知らぬ内に力みがそこにあったりで、自分のエネルギーが固くなっているものを、ハイアーセルフが教えてくれたりもします。

『リラックスして、たまにはカラオケカラオケでも行ってきたら!べーっだ!』とそのメッセージは親しい友人の様でもある場合が多かったりもするのですが…笑

摩訶不思議な人間の見る夢…

皆さんにとって夢の訪れは何を意味する時が多いのでしょうか…?

合掌

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