私は今年の2月22日よりブログを書き始めました。
この約10ヶ月の間にブログを通して本当に多くの方との出会いがありました。
私の記事に共鳴しコメントを付けてくれた方…
励ましのメッセージをくれた多くの方達…
私がブログを書きはじめた当初より自らのブログにて私の記事を紹介してくれた何人もの方達…
ブログを読んでセッションを受けに訪れてくれた多くの方達…
本当にありがとうございました。
あなたの励ましやコメントがどれだけ私の背中を押し勇気づけてくれたかわかりません。
あなたを癒して私もどれだけ癒されたかわかりません。
本当の事を言うと…
「私の極道時代の生き様などブログに書いて良いものだろうか…?」と逡巡した時もあったのです。
そうした時に疑問や迷いを高次の存在に問いかける時がありました。
その自らが気が重くなる、避けたいと思う内容を書く事こそが、時に自分自身の過去からの浄化にもなり、闇にいると感じている人に希望を与える心の灯にさえ成り得るものである事を…
瞑想中など、私に訪れるそのメッセージは気付かせてくれたものです。
来たる年は世界規模で見れば、益々混迷を深め、あらゆる矛盾を現出させるのかも知れません。
しかしながらそれだけではない、新しい時代への『福音』とでも言うべきサインも同様に必ず秘められているはずです。
夜明け前と言うものが最も闇の密度の高い時に違いありません。
桜で催した講話会に参加していた女性から…
「正仙さんは神との対話と言う本を読んでどの文章に心打たれたのですか…?」と聞かれた時がありました。
私のブログを読んで頂ければわかると思いますが、この『神との対話』と言う本は、私の人生の転機をもたらす大きなキッカケを作ってくれた本でもあります。
神との対話と言う本の内容すべてが心に染み渡る内容でしたが…
その中で「恐れるな、わたしがあなたとともにある」という言葉から続く文章がありました。
最も暗いときに、わたしはあなたの光となるだろう。
闇のなかで、わたしはあなたの慰めとなるだろう。
最も困難な試練のとき、わたしはあなたの力となるだろう。
だから、信じなさい!
わたしはあなたの羊飼いだから、あなたは乏しいことはない。
わたしはあなたを緑の牧場にくつろがせ、憩いの水際に導くだろう。
わたしはあなたの魂を生き返らせ、わが名のために、正しい道に導く。
たとえ…死の影の谷を歩くときも、災いを恐れるな。わたしがあなたとともにあるからだ。
わたしの鞭と杖があなたを慰めるだろう。
わたしはあなたの敵の前で、宴の卓を用意する。
わたしはあなたの頭に油を注ぐ。あなたの杯をあふれさせる。
真実にあなたが生きているかぎりは、恵みと慈しみがともなうだろう。
そして、あなたはわたしの家に…そしてわたしの心に…永遠に住まうだろう。
私はこの文章を獄中で読んだ時、とめどなく涙が溢れ出たものでした。
それは、極道の世界で生きてきた世界観や信念が揺さ振られた瞬間でもありました。
「どうしてあたしの人生こんなにヒドイのよ!」
「俺の苦しみなんかいったい誰が理解出来るって言うんだ!?」
と…
どんなに今の現状が惨憺たるものであろうとも、不安や恐れに満ちたものであろうとも、経済的にも人間関係でも破綻を経験し様とも、誰にも等しく神の愛は降り注いでいるに違いありません。
そしてどんな身動きの取れぬ様な闇の中にいると感じても、人間は自ら選ぶべくしてその状況を体験しているに違いないのです。
本当の意味で人間と言うものは、「自分の望むもの」しか受け取っていない事…
そうした事に気づくのに私は大きく遠回りしたクチなのかも知れません。
しかしながらその遠回りと思える、破天荒で無残な状況さえ経験しなければ、また今の私もなかったのです。
人生に何ひとつ無駄は無い事…
不安や恐れに囚われる事なく、豊かに自分を生きる事に意図する時…
人生は大きく変化して行く事…
来年も、私のブログやセッションから、少しでも感じて頂けたらと思っています。
愛だけが、人の心を揺るがす真のパワーに成り得る事読者のみなさんにも御理解頂き、来たる2011年を心豊かにお迎え頂きたいと思います。
良いお正月をお過ごしください。
合掌