OH!HAPPYDAY♪ 御岳山へ

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昨日は早朝より、ヒーラーの仲間で結成されたメンバー7人と共に御岳山に行ってまいりました。

空は晴れ渡りこれ以上ない登山日和もみじ心の中で山の神や樹々の精霊に御挨拶をしながら山を登り始めました。

山ガール&山ボーイと言うには本当は少しばかり歳の多い私達でもありますが(笑)待ち合わせた駅で改めてお互いの歳の話しになり「あせるエ~ッ!?」とその意外さに大爆笑になったのでした。笑
( ̄▽ ̄;)

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御嶽神社へと向かいます。

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その昔、日本武尊の難を救ったとされる大口真神は別名「おいぬさま」「老いぬさま」と呼ばれて、不老長寿・盗難・厄除け・登山の守護神として多くの方に親しまれてきた歴史があります。

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この本殿の周囲は、とても良い気の流れを感じ、仲間達も「ここの場所スゴクいいね~!」と口々に感嘆するのでした。

もし御嶽神社を訪ねる機会のあった時には、手前の大きな拝殿ばかりでなく、来る者を睨み威圧する狼の様な狛犬のいる、奥の本殿に手を合わせてくると良いかも知れません。

きっと、とても強い御神気とでも言うべき、凜としたエネルギーを感じる事が出来ると思います。

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勾配の急な山道を登って行くと、遠くから法螺を吹く音が聞こえてきました。

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修験霊場としても名高い御岳山でもあり、滝行に入る方の為に行者の方が法螺を吹いているに違いありません。

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途中ロックガーデンで休憩し、お弁当を食べましたが、まるで小学校の遠足さながらの童心に帰った楽しい雰囲気の中、時間が過ぎて行きました。

話しがそれますが…

私が何故記事のタイトルに「OH!HAPPYDAY♪」と付けたかと言えば、映画「天使にラブソング」やゴスペルの曲としても知られているこのタイトルですが…
私が透視のスキルを学ぶ為に通ったヒーリングスクールを卒業し、その謝恩会で皆で合唱した歌でもありました。
そこには今回登山に参加した方達もいたのです。

このヒーリングスクールに通い始めた頃と言うのは、私は既に密教僧として得度・加行を終え、元より直感の強かった事に加えて、気功や他のヒーリングのスキルを体得し、ヒーラーとしての自信もあったものです。

しかしながら…このスクールに通い始め、人間誰しにもあるオーラやチャクラと言うエネルギーを学び始め、他者のエネルギーや自分のエネルギーを見て行く様になった時

まだ極道当時の粗いエネルギーはおろか、幼少時からの恐れやブロックしているパターンが自分のオーラの中にしっかり居座っている事に目を向けざるを得なくなったのです。

人間のエネルギーが変容し、成長期に入る時、オーラの色さえも変化して行くのです。

エネルギーがシフトをし始めると、それは物理的にもその人間自体を放っておいてはくれなくなり、それまでの価値観や世界モデルを手放す事に繋がる様な…
内面の葛藤や、それまでの人間関係の終焉、環境の変化など…

時にハードに時にソフトに、その変化が身の周りに起き始めて行き、こうした時自分の人生が荒涼としたものに思え、言い知れぬ孤独感に苛まれそうになる時さえあるのです。

私もこうした時期、すっかり自分のパワーが失われてしまった様に思えたものでした。

以前は極道の社会で生きていた私でもあり、今までのブログでも書いてきた通りでもあります。
しかしそうした世界で私が生きて見たものは「無常の軌跡」そのものだったのかも知れません。

そしてその世界で培った信念や感情、行動のパターンや刷り込みと言うものは僧侶になってからも私の場合は解消されていなかったと言うのが本当のところでもありました。

そうした自分の中のにあった多くの恐れや信念としてしがみついていたものをスキルを使いリラックスして手放し行く時…
良い方向へ向けて少しずつ変化は起きはじめたのです。

「古い物を手放さなければ新しい物は入って来ない」と言うのは宇宙の永遠の真理に違いありません。

そして今回共に山に登った友人達も、私とは違った形で自らの変容を乗り越えてきた人達でもあります。

時には自らのトラウマや恐れにくじけそうになった事もあったに違いありませんが、自分の内なる豊かさを信じヒーラーとして活躍している友人達の姿はとても澄んだ波動に包まれています。

以前の私であれば、ついぞ人生上で交わる事など考えられなかった人達でもあり…人生や魂の邂逅の摩訶不思議を考えずにいられません。

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山を降りてそれぞれが乗り換える為の駅で降りて行きました。
子供の様な無邪気な顔で大きく手を振りながら…

私はこの先の人生でもこの仲間達を思い出す度に、彼等との今生での出逢いを記念するかの様な「OH!HAPPYDAY♪」を心の中でハミングするのかも知れません。

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合掌もみじ

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