★今日は毘沙門天ご縁日

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※毘沙門天仏画です。

鳩山サンの辞意表明に沸く新聞やマスコミですが…

内心「またか!?勝手にしやがれ!むかっ」と思っている方も多いのではないでしょうか?

私は民主党政権になった事は日本にとって一つ進歩のプロセスを記すものだと思いましたが、鳩山サンの線の細い、お坊ちゃん育ち丸出しのそれを見る時、いずれ、先の阿部首相と同じ顛末を辿る様な気がしたものです。

管サンが後継者として首相の指名を受けるのかも知れませんが…

まるで、宴席でお決まりの『お流れ頂戴』を冷めた目線で眺めている感覚とでも言うのか…

民主党のお偉方も、元は自民のそれでもあり、政策やスローガンという建前は違っていても、党利党略、派閥力学に従って生きてこられた面々でもあります。

全部とは言いませんが、その殆どが『叩けばホコリのでる身』ではないのでしょうか?

首相に指名されれば、スキャンダルをリークされ引きずり降ろされる事において、ババ引きの様な政治ゲームをこの先いつまで繰り返して行くのでしょうか?

金が払底すれば銀が宝となり銀が払底すれば銅が宝となる。

民主党政権とは名ばかりで旧態依然とした老害に溢れた日本の政治…

閥に属した経験のない、違った畑で育った若手の人材を登用し、日本の国政の梶取をさせない限り劇的な変化は望めない気もします。

私個人としては、大阪府知事の橋下サンにが首相になったら結構面白いものがある様な気がしています。

最近聞いたところによると、大変バランス感覚の良い皇族出身の若手代議士も出て来ているとの事で…

若きニューリーダーの早急な台頭を強く望むものです。

後進国と言われているブータンですが…国の政策として『国民総幸福量』という心の豊かさ…情緒や人間のつながりや絆に視点を向けた政治が行われている様です。

日本も、首相や大臣を取っ替え引っ替えする事に血道を上げてばかりいずに…

ブータンの様に『何を豊かさの基準』とするのかという事に目を向け、いたずらに物質主義に陥らぬ様に国民の内面の豊かさの充実というものを、その政策の柱とした時に、大きく日本は飛躍して行ける様な気がします。

勿論これが実現すれば、日本の政治や経済のシステムは柱の部分から変わってしまい、官民共に強大な抵抗勢力が出るのも必至なのですが…

でも、時は満ちている様な気もします。
今見える混沌もより良きものへのプロセスと思い、腹を括って生きて行くしかないものを感じる時もあります。

今日三日は私の大好きな毘沙門天の御縁日です。

これから毘沙門天法を勤修いたします。

鳩山サンのリタイアに揺れる日本ですが、日本国の安泰・万民豊楽と共に、読者の皆さんの身体健全・福徳如意円満を小さな自坊よりお祈り申し上げます。

合掌クローバー

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