夕刻のお勤めの前に・・・

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※ 大威徳夜叉明王 仏画です。

先日ある方との話しの中で…

「朝夕のお勤めを決まった時間にするのは何か訳があるのですか?」と聞かれる事がありました。

別に毎日『同じ時刻』にお勤めをする事に私の場合特別な意味はないのですが…
早朝の勤行は別としても、夕刻のお勤めなどは、私の場合は8時以降がしっくりくるものがあったりします。

これは瞑想をしていても思う事ですが、朝日の出る少し前、夜明け前が一番深い瞑想に入る事が出来る様な気がします。

夜明け前と云うのは、とても空気に澄んだものを感じ、清浄な気に満ちている時間帯とも言えますが…

お勤めや瞑想を決まった時間にする時、その場所のエネルギーのバイブレーションが高くなっている気がするものです。

まるで「待っていたよ」とばかりに、その場所がこちらに語りかけてくる様な感覚とでも言うのでしょうか?

かと言って、そこに未成仏霊や他の霊的存在がいるわけではありませんが…笑

その時間が一番自分にジャストフィットするものを感じさせてくれるのです。

例えば日中に瞑想をした場合など…それなりに深い瞑想に入る事も出来ますが、早朝にするそれとは、微妙に質の違いがあるのが、自分自身でわかるものです。

日中は交感神経が活発で、マインドの影響を受けるせいもあるのかも知れませんが…

しかし、ただそれだけではない、その時刻その場所から、放射されている独特の波動を感じたりもします。

瞑想をされている方等も、ご自分で気がついている事があれば、シェアして頂き、コメントして下されば幸いです。

これよりお勤めです。

皆様にとって明日が心安らぐ素敵な休日となります様に小さな自坊よりお祈り申し上げます。

合掌

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